PTAより

父母教師会だより「習北」第94号より

青北高生へのメッセージ

~国スポ・障スポ~     校長 三浦  真

 普通科160名、スポーツ科学科33名、合わせて193名の新入生を迎え、全校生徒566名で令和8年度がスタートしました。新入生の皆さんは、新たな制服に袖を通し、それぞれの夢や希望を胸に、この北高の門をくぐったことと思います。また、在校生の皆さんも、新しい学年を迎え、気持ちを新たに学校生活をスタートさせていることでしょう。校舎には、生徒の皆さんの明るい声と活気があふれ、私たち教職員も大きな喜びと期待を感じています。

 さて、今年度、本県では第八十回国民スポーツ大会、いわゆる「国スポ」と、第25回全国障害者スポーツ大会「障スポ」が開催されます。青森県にとって大変大きな節目となる全国規模の大会であり、多くの人々が青森を訪れます。本校にとっても、この歴史的な大会に深く関わることができる、大変貴重な一年となります。

 本校は「国スポ」の強化拠点校として、柔道部、陸上部、空手道部、ラグビー部が指定されています。日頃から厳しい練習に励み、技術や体力だけでなく、礼儀や仲間との絆を磨いている生徒たちが、県代表として全国の舞台に挑もうとしています。青森県代表として戦うということは、大きな誇りであると同時に、大きな責任も伴います。しかし、私は北高生なら、その期待に応え、最後まで全力で競技に臨んでくれると信じています。競技結果はもちろん大切ですが、それ以上に、努力を積み重ねる姿勢や仲間と支え合う経験は、皆さんの人生にとってかけがえのない財産となるはずです。

 また、「国スポ」は競技する選手だけで成り立つものではありません。大会を支える多くの人々の力が必要です。本校の各部活動にも、競技団体を通じて会場準備や大会運営補助などの依頼があり、昨年度からリハーサル大会にも参加してきました。すでに多くの生徒や教職員が大会運営に携わり、来県される方々を迎える準備を進めています。こうした活動は、社会の一員として責任を果たす力や、人のために行動する大切さを学ぶ貴重な機会でもあります。

 さらに、10月23日から25日にかけて、カクヒログループスーパーアリーナで行われる「障スポ」卓球競技では、本校の1・2年生が大会運営補助に携わる予定です。先日は、その準備の一つとして、1・2年生全員で「障スポ」に出場する選手の皆さんを歓迎する応援旗の制作に取りかかりました。応援旗は、全国の都道府県と政令指定都市の数にあたる67枚にもなります。一枚一枚に心を込めて制作することで、遠方から来県される選手の皆さんに、青森の温かさや北高生の思いを届けてほしいと思います。北高祭までの期間で完成を目指していますが、この活動は大会を盛り上げるだけでなく、障害者スポーツへの理解を深める大切な学びにもつながっています。

 また、今年5月の避難訓練では、本校が地域の避難所となっていることもあり、青森第一高等養護学校の生徒の皆さんをお招きし、避難所開設訓練の一環として段ボールベッドの組み立てを一緒に行いました。同じ活動に取り組み、互いに声を掛け合いながら協力する中で、生徒たちは自然に相手を理解し、支え合うことの大切さを学んでいたように思います。特別なことをするのではなく、共に活動し、同じ時間を過ごすことが、お互いを理解する第一歩なのだと改めて感じました。

 本校では、こうした国スポ・障スポに関わる活動を契機としながら、インクルーシブ教育を推進していきたいと考えています。障害の有無に関わらず、互いを理解し、認め合い、支え合う「心のバリアフリー」を育むことは、これからの社会を生きる皆さんにとって非常に重要です。スポーツには、人と人をつなぐ力があります。競技を通じて、多様な人々と出会い、互いの違いを理解しながら協働する経験は、皆さんを大きく成長させてくれることでしょう。

 今、皆さんの前には、学習、スポーツ、学校行事、探究活動、そしてボランティア活動など、多くの挑戦の機会が広がっています。そして、その挑戦を支えてくれる先輩や仲間、教職員が本校にはいます。どうか新入生の皆さんは、日々の授業や学校行事、部活動を通して自分自身と向き合い、自らの可能性を信じて、一歩ずつ前進してください。在校生の皆さんも、それぞれの立場で学校を支え、後輩たちの良き手本となってほしいと思います。

 結びに、北高生の皆さんには、部活動でも探究活動でも、一人ひとりが自分の役割を果たし、仲間と協働しながら様々なことに挑戦していく姿を期待しています。失敗を恐れず、自ら考え、行動し、互いに支え合いながら成長していくことこそが、北高での学びの大きな価値です。この一年が、皆さん一人ひとりにとって実り多く、そして大きく成長できる一年となることを心から願っています。

年度初めの挨拶 青北高生へのメッセージ

PTA会長 荘司 康平

 このたび令和8年度、青森北高等学校PTA会長を務めさせていただくことになりました荘司と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

 新年度を迎え、新入生の皆さんは新たな環境への期待と不安を胸に、高校生活をスタートされたことと思います。また、在校生の皆さんも、それぞれ新しい目標を掲げ、充実した一年にしようと気持ちを新たにしていることでしょう。高校生活の3年間は、学習はもちろん、部活動や学校行事、友人との交流などを通して、人として大きく成長する大切な時期です。失敗を恐れず、さまざまなことに挑戦し、新しい進路に向かって力強く歩んでほしいと思います。

 青森県立青森北高等学校は、長い歴史と伝統を持つ学校です。これまで多くの先輩方が、この学び舎で友情を育み、勉学や部活動に励み、それぞれの夢に向かって歩んでいきました。その積み重ねが、今日の北高校の誇りと校風をつくっています。

 歴史ある学校というのは、単に「古い学校」という意味ではありません。先輩方が築いてきた努力や挑戦、そして人を大切にする心が、今も受け継がれているということです。皆さんも今日から、その歴史の一員になります。ぜひ、北高生としての誇りを持ち、自分自身の可能性に挑戦してください。

 また、今の社会は変化のスピードが非常に速く、これから先、皆さんが大人になる頃には、さらに多様な価値観や新しい社会が広がっているはずです。だからこそ、自分で考え、自分で判断し、周囲と協力しながら行動できる力が求められます。高校生活では、知識だけでなく、人との関わりや経験を通して、その力を身につけていってほしいと思います。

 そして何より、仲間を大切にしてください。同じ時間を過ごす友人や先生との出会いは、一生の財産になります。互いを認め合い、支え合いながら、温かい学校生活を築いてください。

 最後になりますが、保護者の皆さまにおかれましては、お子さまのご入学、ご進級、誠におめでとうございます。高校生活の3年間は、生徒たちが大人へと成長していく大切な時期です。私たちPTAも、学校と家庭が連携しながら、生徒一人ひとりを支えていきたいと考えております。子どもたちが安心して学び、挑戦できる環境づくりのため、今後とも学校活動へのご理解とご協力をよろしくお願いいたします